花が咲くころ

世界にひとつしかない薔薇の花束をあなたに贈ります

甘い言葉で魔法を解いて!


アイドルの“甘い言葉”がすきだ。


もうちょっと詳しく言うと、コンサート中に主に手越くんや健人くんから発信される胸キュンワードがすきだ。


甘い言葉とか胸キュンワードとかラブメッセージとか?呼び名が定まらないけれど、それってみんなにとってどんな存在なんだろう。


自分と恋愛してるみたいにキュンキュンしたり?

小っ恥ずかしくて正々堂々と聞けなかったり?

どうにも面白くて笑っちゃったり?


わたしは甘い言葉を聞くと、すごくほっとする。
ふっと肩の力が抜けて自然体に戻れる、そんな存在だ。


とはいえ、最初は歯がゆさというか、真正面から受け止められない気恥ずかしさのようなものがあったはずなのに、いつからだろう。

流行のフォトジェニックなスイーツというよりかは、食べなれたコンビニのチョコ、行き慣れた喫茶店のカフェオレ、時に箸休めのきゅうり、焼肉屋さんで帰りにもらうキャンディー。
安心して、身体がほころぶ。そんな感じ。


コンサート前、わたしはわりと緊張する。
先日も、コンサート会場内に入ってから並んだトイレの順番が意外と早く来てしまって、うわっはじまるまでまだ時間がある…また行きたくならないかな…と不安に駆られもう一回行列に並んだ。他にも、電車が止まらないかヒヤヒヤしたり、スマホが急に壊れないか心配したり。わくわくでいっぱいにしたいはずなのに、決まって自分の中にいる不安や臆病な一面が顔を出す。

そんなこんなでコンサートがはじまり、会場の独特な雰囲気に飲まれていく。話題のシングル曲、息をのむようなダンスナンバー、聴きいるバラード曲、絶対に見たかったあのパフォーマンス。
もちろん、わたしが求めていたのはこれだけど、張り詰めた空気の中ずっと真剣に見ていると、知らぬまに身体に力が入ってちょっと疲れてくる。

 

そんなとき、飛んでくるスイートなフレーズがたまらないのだ。
飛んできた言葉はわたしのハートに突き刺さる。周りと一体になって、キャーッと叫んで、フフッて笑う。
そうすると、さっきまでの心配ごとも、変に入った身体の力も、ふわっとはじけて消えてしまう。

なんだろう、あの不思議な感覚。
あの瞬間にわたしはラブを感じてる。

 


なんとなくテレビで彼らを見てる人は、甘い言葉は、まるでお姫さまや少女漫画のヒロインのような気分になれる特別な魔法をかけているのだと思ってるんじゃないかな。

でもわたしにとっては、緊張や臆病な気持ちを解きほぐしてくれる魔法の言葉だ。

甘い言葉は、魔法を解いてくれる魔法なんだよ。

 


面白いことを言ったり、トークを弾ませたり、たのしませかたって人それぞれあるけれど、甘い言葉はなんか発明だなあと思う。人を和ませる新しくて大きな発明。


コンサートだけでなく、ライブ映像でも、テレビの前でも、雑誌のインタビューでも、ちゃんと感じてるよ。
ふとしたときにお気に入りのフレーズを頭に浮かべてこっそり微笑む。わたしと王子だけの秘密のおまじない。


忙しない日々は、目を離した隙にいとも簡単にこんがらがっちゃう。

君がいちばん素敵でいられるように、

今日も魔法を解いてあげる。

さあ、世界でいちばんラブラブでいこうぜ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

2月14日はバレンタインデー。
甘いチョコレートもハートのモチーフもすっ飛ばして、一年中ラブ全開でいたいね。

7本目
オール4ラブ+

 

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薔薇7本の花言葉は「ひそやかな愛」