花が咲くころ

世界にひとつしかない薔薇の花束をあなたに贈ります

キミに頼ってほしいことがある

 

2015年紅白歌合戦でのパフォーマンスを見て書いたけどお蔵入りにしてた記事を上げてみようと思う。

 

別に悪い話するわけじゃないんだけど、当時ようやく5人でめでたしめでたしになったのにここで水差す…?超嫌なやつじゃない?と思ってしまいこんでたんだけど、巡り巡って更新するときが来た気がする。Myojo2016年12月号のふまけん対談を読んで思い出して今だ!って踏ん切りついた。

以下の文章は2016年1月3日に書いて眠ってた文章。ちなみにタイトルもそのまんま。手元にある方は紅白の映像とともにどうぞ。

 




紅白歌合戦のセクゾンパフォーマンス見た!イリュージョンありバルーンスティックありなお祭り騒ぎのCha-Cha-Chaチャンピオン!とってもよかった!!
ひとつ言わせてもらうなら、「明日が見える~♪」の突然のバラッバラ感どうしたよとツイッターでつぶやいた。それについてもうちょっとしゃべりたいけど140字じゃ上手にできなさそうなのでこちらで。
最初に言うと、この部分がいちばんすきなのです。たぶん。
なんでそんなにこの箇所について執着するかもいうと、元々ふまけんしょりと聡マリで振付けが違って良い気持ちではなかった。紅白でどうするのかな〜て気になってたんですよ。揃えてくるかそのままか。
迎えた本番、風磨くんが聡マリJr.と同じ振りをして勝利は通常営業、健人くんも我が道突っ走る。いつもはカメラに健人くんが抜かれる率高いのにこの日は引きで映され、その一瞬勝利の魂抜けてる瞬間もバッチリとらえられて画面がひたすらとっ散らかってた。
おいおいおめーらおーーい!そんなんじゃ明日見えねぇぞーい!って盛大にツッコミながらセクゾンらしくて笑っちゃって鬼リピした。この不完全感に「よし、2016年も応援できる」とも思った。未完成なところを含めて2015年末、完璧に心もってかれた紅白歌合戦

とか言いながらも、風磨くんにはメンバーを頼ってほしい。あなたはやさしい。やさしいから、「自分がどうにかすればいい」と思ってる、気がする。もっと、もっともっとメンバーを頼っていいのに。本番前、勝利に「松島とマリウスと同じ振りやろうよ」と、聡マリに「オレらと同じ振りやろう」とどうして言えなかったのか。本人はすきなようにやっただけだからと言いそうだけど。テレジョンカラーズで健人くんに「前だけ見てればいい」と言った風磨くんが彼らしいと思った。だけどひとりでグループ問題背負うには荷が重いよ。風磨くん、もっと頼って??

そしてもうひとつ。その箇所の勝利を見てわたしははじめて気がつくのです。勝利は、後ろにいる人たちが何をしているか知らないんだと。一番前のセンターに立つ勝利は自分が誰かの背中を見ながらステージに立つことが少ない。誰よりも自分と他のメンバーを信じてパフォーマンスに挑む立ち位置なのだなあと実感した。いつだったか、風磨くんが勝利はライブ後の映像をよく観てると言ってたっけ。なんてったって個性豊かなセクゾンちゃんですから、映像見てこんな散らかってたんかー!ってなること多々あるんだろうな。それ見て勝利は他のメンバーに何か言えるのかな?勝利が堂々と背中を預けられるグループになってほしいなあ。

 



以上、しまいこんでた文はここまで!この文章どうやって終わらすつもりだったんだろう(笑)
年明けのわたしは、とにかくもっと互いが頼れる存在になったらいいのに、と思ってたらしい。もちろん風磨くんと勝利くんだけじゃなくて、健人くん聡ちゃんマリちゃんも。

 

この前、歌番組でのよびすて披露を見て、「あ、この人たち変わった」と思った。すごく良かった。大人っぽいミディアムバラードですとか外側の話じゃなくて、みんなの本気度がめちゃめちゃ上がった。楽曲にパフォーマンスに真摯に向き合ってるのが伝わった。
そんでもって、蓋を開けたら裏側でふまけんが突然の急展開を迎えてたわけですが。(笑)細かいこと知らなくても、感覚的にパッと見てわかることあるもんだね。わたしだけじゃないと思う。初めてあなたたちを見る人にも伝わることもきっとあるはず。


例の対談で風磨くんと健人くんがよく話し合うようになった、頼りたい、頼ってよって話しててホッとしたよ〜。もお〜〜。まずは、レベル高いパフォーマンスしたいっていろんなところで言ってる勝利を安心して寄りかからせてあげてね。お兄ちゃんだいすきな聡ちゃんマリちゃんの手を引いてあげてね。

そんなわけで、ふまけん対談とよびすてパフォーマンスによってわたしの2015年紅白歌合戦はようやく成仏できました。

ちょろいからすぐ信じちゃうから!まだまだ期待してるよSexy Zone


最後に、鏡にうつった自分じゃなくて他の4人を見る。これは6年目の宿題だよ!

 

薔薇色の足あと

 

Sexy Zone結成5周年おめでとうございます!!!!!パチパチ!!



2011年9月、いつものようにパソコンでインターネットを立ち上げたときトップニュースでSexy Zoneというグループを知ったのを覚えてる。
この5年間、一人一人にとってどんな日々だったのかな。
Sexy Zoneがデビューしたときは全員10代学生。思えばこれから声変わりを迎える子だったり思春期迎える子だったり日本に来たばかりだったりそれぞれの夢や背負うものがあったり。何のときだったか忘れてしまったんだけど、ここ一年くらいでマリウスが「僕デビュー当時のことあまり覚えてない」と言っていたのが印象的でそりゃそうだよなって。
大人になると一日はおろか一年もあっという間になっちゃうけど、当時の本人たちにとってはすごく長くて重くて大きい5年間だったんじゃないかな。
小学校の6年間が心身共に大きく違うのはもちろんだけど、中高一貫校に通ってた身としては10代半ば~後半も結構長かったし、今振り返っても印象に残る時間になってる。
人はデビューしてたった5年じゃん!まだまだ!と言うかもしれない。だけど、この子たちが一緒に歩んできた5年間は本当にすごいことで当たり前じゃないんだって思うよ。

今は、もっと世に出たいとか起爆剤になりたいとか、自分の在り方を考えたり、やったことないことに挑戦したい、でも基盤ももっと固めたいって一人一人がもがいてる姿をなんだかとても愛おしく思う。個人としてもグループとしてもいっぱい迷って模索してほしい。そして、誰も想像できない遠くに連れてってくれたら嬉しいなあ。

月刊TVガイドでSexy Zoneについて「ずっと一緒にやろうとか、手をつなごうとか、そういうこと言わずに集まったグループかな。」と答える勝利がすきだった。
今は言葉にしなくても互いに共に歩んでいきたいと思ってるセクゾンちゃん。自分自身がブレッブレの人生歩んでるからなのか、生きてく上で違う道の選択をするのは全然ありだと思ってる。これから大人になって考え方や興味も変わるだろうし、一度きりの人生やりたいこと沢山挑戦してほしいし、永遠は求められない。ただ、本音を言ったら一生Sexy Zoneやっててほしいよ?!だいすきなアイドルだもの!!
一生一緒にいようなんて約束はしなくていいけど、もし今一緒にいたいのなら「今」について全力で互いの想いをぶつけあってほしいなあとは思う。
今後自分で見つけた"何か"をやりながらSexy Zoneでいることが、グループに還元、共有することができたらいいよね。一緒にいれば、一人が抱える悲しいことは5分の1になって、嬉しいことは5倍になるよ。

Sexy Zoneが一人一人の夢を叶えられる場所になっていきますように。

健人くん、風磨くん、勝利、聡ちゃん、マリちゃん、Sexy Zoneでいてくれてありがとう。世界で一番アイドルでチャンピオンでヒーローだよ。おかげで昨日も今日も、きっと明日もハッピーです。これからもよろしくね。

 

 

5年前、真っ白だった見据える先。振り返ればほら、歩んできた道は薔薇色に染まってる。そして今日、色鮮やかな新たな一歩を踏み出して。





あなたに拍手をおくりたい

 

 

唐突だけど、ちょっと思うところあってわたしの人生のバイブルであり、ジャニオタする上でのモットーにもなっていることの話と自己満足のひとりごとをぼやきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2010年に放送された連続ドラマ『Q10』のお話がだいすきで当時買ったシナリオBOOKを付箋とマーカーだらけにして今も大切に時々読み返してる。シナリオを書いたのは木皿泉さん。わたしが愛してやまない日テレ土曜9時枠で放送されてた。

わたしがだいすきなアイドルを応援する上で常に脳みその片隅に置いていることが、この第9話(最終話)で主人公の平太(高校生)が"愛"について父親の武広に問いかけたときの会話。

 

平太「父ちゃんさ、母ちゃんのこと愛してる?」 

武広「えぇっ!言うの?ここで言うの?茶の間で?————(観念して)うん、愛してる。特にうなじ?」

平太「じゃあさ、母ちゃんを愛するように、世界を愛せる?」

武広「っていうか、オレ、それ、もうしてるかも。母ちゃん愛するごとく、世界を愛しちゃってるよ、オレ的には」

平太「ほんとに?それってさ、どういう意味なの?」

武広「つまりだ。母ちゃんを愛する、ということは母ちゃんが産んだお前らも愛する。ってことは母ちゃんを産んだ母ちゃんと父ちゃんも愛するんだな、オレは。母ちゃんに親切にしてくれた人も愛するし、その親切な人に親切にしてくれた人も愛す。母ちゃんに意地悪だった上司も、回りまわって今の母ちゃんの人格を作ってくれたわけだから、これまた愛するべきなんだよ。母ちゃんを成り立たせているモノ全てを愛する。それよ

平太「なんか、父ちゃん—―——スケールでっかい」

武広「おう」

(『Q10シナリオBOOK』第9話 #43)

 

これ!太字になってるところはまさに!

ドラマで見たときは「???」ってあんまり理解できてなかったんだけど、だんだんと意味合いが自分の中で濃いものになって気がついたら、人に対する考え方のベースになってた。そして、すきなアイドルをこの土台にのっけて応援するようになったら、ジャニオタするのがグンとたのしくなった。

 

まず大前提として、わたしは聡ちゃんがだいすきで、一緒にデビューした健人くんと風磨くんと勝利とマリちゃんがだいすきで、どの組み合わせも魅力的で、5人揃ったときのかっこよくてかわいいSexy Zoneがだいすき。純粋に全員に惹かれる要素を感じてる。コンサートでは彼らのバックについてくれるJr.にも同じくらい大きな声援をおくって、裏方のスタッフさんにも届いたらいいなと拍手をする。様々な年齢、性別、スタンスのファンがいるけれど、同じグループをすきなんだから、みんなでハッピーになれたらいいなって思ってる。

だから、ファン同士の価値観や意見の食い違いとか誰がすきで誰はきらいみたいな争いを目撃すると悲しくなる。

 

平太「不公平ってイヤだよな。何でオレだけって、自分の中に恨みばっかりが積もっていって―—」

中尾「——深井は、どうしてたの?」

平太「ん?」

中尾「だから、病気。自分のせいじゃないのに。いろんなこと恨まなかったの?」

平太「恨んだよ——でも、恨んでも、いいことなんか一つもなかった。っていうか、ひどくなるばっかりでさ。だから、この世は不公平だ。それでいいんだ。って思うようにした——そしたら、そんな目に遭ってるのはオレだけじゃないって気づいた。そうやって、オレは、恨みとか嫉妬とか、ろくでもないモノを、ちょっとずつ小さく折りたたんでいったんだと思う

中尾「——」

平太「ちっちゃくはなるけど、なくならない。きっとオレのどこかに、あるんだと思う」

中尾「——」

平太「同じだよ。オレとお前。同じなんだよ

中尾「——」

(『Q10シナリオBOOK』第5話 #58)

 

平太と同級生の中尾がQ10(ロボット)がどうしてもほしくて、たまたまQ10を手にした平太をうらやんだときにした会話。ちなみに平太は病気で小さい頃からずっと入院してた。世の中は不公平で誰しもネガティブ要素を持っている。みんな同じだけ不公平なんだよ。つまり結局はみんな平等ってこと。

 

わたしはいろんな人の意見を全部間に受けて、みんなが気持ちよくファンできたらいいなとか考えちゃって、意見が違うと思う人たちをバッサリ無視して割り切ることができなくていつも自分にうんざりする。結局傍観者だし、偽善者かもしれないし、どうしようもないことなんだけど。形振り構わず自分の信じる術を貫いてる人のほうがよっぽど正義なんじゃないかって思うときもあるけれど、セクゾンちゃんに関わる全ての人に愛を手向けたい、というのがやっぱり譲れないわたしのポリシーだからわたしなりに貫くことにした。

それと同時に、セクゾンちゃんひとりひとりの本当のことなんてわたしたちは何もわからないし知らないなあ…と思う。大人になるに連れて考え方だって変わるし、この先のことなんてわからない。だけど、今わたしたちに見せてくれている姿が存分に十分にだいすきだったらそれだけでいいじゃんって。そう思うことにした。

 

うーん、、でもやっぱり、コンサートや舞台を観てそれをつくりあげた全ての人たちに拍手をおくれない、最初からそれをわかって観るって、鑑賞者、観劇者としてそんな悲しいことあるのかな。

今よりもっと大きな会場でコンサートするセクゾンちゃんに無数に輝くペンライトと割れんばかりの拍手をおくるのが今のわたしのささやかな夢です。カラフルEyesリリースイベントのときに「東京ドームでコンサートやりたい!」「どんなことやりたいの?」って話してたお兄ちゃん二人が愛しくて心の中に大切にしまってる。そんな日が来たら、そのときの拍手はセクゾンちゃんをはじめステージをつくる全ての人、そして同じ時間を過ごした観客全員へおくりたい。

みんながセクゾンちゃんをハッピーでだいすきでいられますように。そしてセクゾンちゃん5人が何よりもしあわせでありますように。

 

 

 

 

ひとりごとおしまい。聡ちゃん元気にしてるかなあ。

ともあれ、シングルリリースたのしみ!グループでお仕事してると思うとそれだけで今日も元気になるね。

 

 

 

 

 

 

今日を知らない4年前の君へ


2016年8月14日。

NEWSが4人になって初めてやったコンサート、NEWS LIVE TOUR 2012〜美しい恋にするよ〜から丸4年になるらしい。4年前の今日、NEWSは雨上がりの東京の空に虹をかけた。


今日は数年前から仲良くしてもらってるNEWS繋がりの友人とたまたま遊んでた。で、そういえば!そうだっけ?ってなって調べたらやっぱりそうだった。もう4年も経つんだね、がんばってるよね、すごいよね、なんて話をして。


そしてわたしは、4年前の手越くんとシゲアキ先生と同い年になった。これは今年の5月くらいにぼんやり考えていたことで、グループのメンバー二人脱退、NEWSつづけるのつづけないの?このまま4人でやっていけるの?具のないおでん?周りがワイワイ騒ぐ中、人生の大きな決断をしてステージに上がった彼らと同じ年齢になってしまった。

当時のわたしは大学2年生、年上の彼らはとても憧れる年代で絶対にNEWSをやめないでほしい、活動してほしいと純粋に心から願ってた。解散したほうがいいなどと言う大人たちにどうしてもそんなことを言うのかと思ってた。

けれど今のわたしは少し違う。アイドルだとかファンがどうとかは抜きにして、一人の人間として向き合ったときに「まだこれから人生長いんだからすきなことやりなよ」「10代から縛られた生活をしてたんだから自由に生きなよ」って今のわたしだったら、もし当時彼らより年上だったら、そう言ってしまうと思った。だいすきだけど、だいすきな人たちだから自分自身を一番に考えた選択をしてよって今のわたしは言っちゃうと思う。自分が同じ年齢になってみて、彼らの選択がどれほど大きくて重いものであったか本当の意味で気がついた。

4年経った今日、改めて心からNEWSを守ってくれてつづけてくれてありがとうが言える気がする。素敵な歌もコンサートも涙も笑顔も、4年前誰も知らなかった景色を今日のわたしは知っている。今日もNEWSでいてくれてありがとう。


美しい恋にするよのライブは、チャンカパーナのイントロとともに「NEWS」の文字から4人が同時に上がってくるところからはじまる。そして、DVD/Blu-rayに収録されているラストのエンドロール、4人の名前が横並び に一緒に出てくる。曲はもちろんチャンカパーナ。これがどうにもこうにもだいすきだ。


アイドルの寿命は突然で儚くて虚しい、と思う経験をこれまでもそして今朝もしてきた。いつかは終わりがくるものなのかもしれないけれど、4年前にNEWSの寿命を延ばしてくれた彼らをこれからも見守っていきたい。そこにいてくれる限りわたしは応援していたい。


今日を知らない4年前のNEWSへ、わたしへ、みんなへ。NEWSは今日もキラキラ輝いているよ。

"待ちきれないよ Beautiful Days"、SUMMER TIMEのこのフレーズは明日がコンサートの日も、CD発売日の前日も、いつだってわくわくさせてくれる。この夏は24時間テレビが待っている。まだ知らない景色がこの先も待っている。そう信じて待ちわびて、明日も明後日もNEWSの未来を迎えにいきたい。



愛と勇気と君がいれば

 

Johnnys' Summer Paradise 2016『 Hey So! Hey Yo! ~Summertime memory~』観てきた!!聡マリ公演!フーーーッ!!!

 

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すーごいスペシャルたのしかった。

何が”スペシャル”かって、変わったことしたり物理的に大きな演出うんぬんじゃなくて、聡ちゃんマリちゃんが自身とジャニーズであることとSexy Zoneの楽曲とそしてファンと、丁寧に誠実に向き合ってまっとうした”スペシャル”だったと思う。

連続ドラマ『天皇の料理番』の第6話で「普通のカレーがとびきり美味い」というセリフがある。主人公がパリへ行く前に師匠が彼のつくったカレーを食べて言った言葉なんだけど、聡マリコン、まさにこれだと思った。正統でまっすぐなとびきりたのしいコンサート。一つ一つの曲目や演目の密度をここまで濃く細かく詰めて披露するって全然簡単なことじゃない。「初心にかえる」「初心を忘れない」ってこういうことなんだなって教えてもらった気がした。

 

セトリはソロ以外ほぼSexy Zoneの曲固め。シンメでコンサートってなったら先輩のコンビ・シンメ曲をやるのかなっていう安易なイメージをわたしは持ってたんだけどやらない選択にやられたー!ってなった。”二人でやる””個を魅せる”ことを二人組の曲やったりすきな先輩曲やって表現するんじゃなくて、ステージの両端でファンを煽ったり曲間の繋ぎや演出に活かしたことに表現の上手さを感じずにはいられなかった。みんなで踊ったりクラップしたり手あげて声出したり、会場をひとつにしたい彼らの思いがすごく伝わってきたよ。

それを特化する箇所として、男never give up、君にHITOMEBORE、Cha-Cha-Chaチャンピオンを会場みんなで踊って盛り上げれたことがわたしは純粋にうれしくてたのしかった。楽曲発売当時、少なくともわたしは受け入れられなかったし一生残るのに何てことをしてくれるんだ!と思ってたけど、一生セクゾン曲なんだからこの曲たちを愛したいともどこかで思ってて。2年前からいつどんな時だって一生懸命披露しつづけてちゃんと歌い続けられる曲にした聡ちゃんとマリちゃん。もちろんセクゾン全員ちゃんと曲と向き合ってたと思うけど、二人のライブであんなにハッピーな景色をつくった聡マリちゃん超すごいよ!

本人たちも言ってたけど少し懐かしい曲をやってくれたのもうれしかった。初めてやる曲よりやったことある曲を披露するほうが何倍も勇気がいること。馴染みのある曲にマンネリだと感じさせず、確実に彼らのパワーアップを見せつけられた、参りましたって感じ。4年前の夏に5人で立ったステージで、デビューした頃言われるがままに一生懸命やってた曲も、悔しい気持ちを噛みしめて踊った曲も、5人のパワーを見せつけた曲も、今回二人で披露して今までとは違うお客さんの反応感じたり、4年前とは違った景色が見えたり、聡マリちゃん自身も自分たちの成長感じてたんじゃないかなあ。

 

セトリをはじめ、曲間の繋ぎが丁寧で感動した。2曲目にぶつかっちゃうよ持ってきて「ふたりの世界~♪」でピースするのずるい!すき!雨だっての傘が和風だなあと思ったらそのまま和コーナーの冒頭に繋がったり、We can be oneは着替えの時間を感じさせないくらい効果的に見えたり、めっちゃクールに踊ってたかと思えばお互いのソロ紹介のほのぼのさも聡マリならではでとっても良かった。

もちろん曲目の完成度も高い。Don't Stop Sexy Boyz!は何回も二人がやってるとこ観てきたけどシンメ和衣装と扇子をつかったパフォーマンスが圧巻で全然知らないドンセクがそこにあった。24-7大サビの「24-7 Lookin' for heaven 高鳴ってゆくCrazy hearts いつの日か 掴みたい それぞれの願い」が心臓に突き刺さるようだったし、With youのときこんなに軽やかにたのしそうにステップ踏める子たちいるんだなあ羽根が生えてるみたいって泣きそうだった。Hey you!はHey you!(葉)Say so!(聡)でずっと勝手に聡マリ曲だと思ってたからアンコール一曲目天才か~~!!てなった。ああ、本当にたのしかった。思い出すとキリがない…。とにかく披露する曲全部に二人の愛と選んだ勇気が感じられたよ。

 

普段、聡マリ天使!宇宙!天界!楽園!みたいな異次元かつ膨大なことさらっと口走っちゃうけど、松島聡マリウス葉のアイドル人生5年間で一歩一歩踏みしめた歩みとか努力とか、悔しさ、喜び、打破したい殻、グループやファンへの想いがパワーとなって創り上げたコンサートだと思った。ただ、聡マリは運命!ってことは推しつづけたい。笑われても信じつづけたい。運命によって出会った二人のずっと一緒にいられる場所がSexy Zoneでありますように。

 

 愛と勇気で満ち溢れたスペシャルな時間をありがとう!このあと公演控えてる勝利と健人くんと風磨くんに良いプレッシャーかけられたんじゃないかな?聡マリちゃんはなまる100点満点金メダル!!Sexy Zoneの未来は明るい!!!!!

 

 

100年後にとどけたい、翔平のおふくろの味


時をかける少女』で描かれた食事背景がすきだった!深町家の食卓がだいすきだった!
翔平からお母さんへ「美味しいごはん今までありがとうございました。」の言葉に涙をむりやり飲み込んだ。そんな美味しい美味しい『時をかける少女』全5話分の深町家の献立。(料理名はわたしがつけた)


第一話
7月6日
スイカ

7月8日
(夏野菜使った料理)
桜海老と枝豆ごはん
鶏と夏野菜の甘酢(だったらいいな)和え
冬瓜と海老のあんかけ
まるごと冷やしトマト
汁物

第二話
7月12日
(沖縄の料理)
タコライス
ゴーヤチャンプル
豚の角煮
人参しりしり

第三話
日付不明
(スイカの料理)
スイカのパスタ
焼きスイカ
スイカとモッツァレラチーズのサラダ

第四話
7月30日
(西洋料理)
パエリア
りんごの豚肉巻き
白身魚とオレンジのカルパッチョ
タコと野菜のバジルマリネ
ラタトゥイユ
ガスパチョ

第五話
8月7日
(お祝いの料理)
ちらし寿司
かき揚げ
野菜のマヨネーズ和え
お吸い物


最後の晩餐。ちらし寿司って一般的にお祝いごとで食べるものだから、お母さんは翔平の門出を祝うような気持ちでつくったのかな。

これが翔平のおふくろの味なんだなあ。未来人が食した現代の味がこれってなんて贅沢な…!2016年を生きるわたしたちはこれらの料理の味を全て想像できる?
翔平の初めて知る"美味しい"は、寿司でも焼肉でもハンバーグでもオムライスでも、はたまたマックのポテトやスタバのフラペチーノでもない。料理好きな母の手料理とみずみずしいスイカ、どこか懐かしいお好み焼き、ジャリジャリとした甘ったるいレモン味のかき氷なんだ。まあお菓子ダンボール箱にいっぱい詰めてたけど(笑)
もっと本当に現代っ子ぽさを追求するならば、食べ盛りの息子を焼肉に連れてって、学校帰りはマックにたむろ試験終わりはご褒美にスタバ、夏休みに遠出してふわふわ天然氷のかき氷を食べるのが正解だと思うけどそうしなかった。

きっと翔平が知った「美味しい」は、2016年を生きるわたしたちに覚えておいてほしい味や思い出してほしい味なんだろうなあ。とはいえ、スイカのパスタをつくって食え!っていうんじゃなくて、誰しもそういう思い出の味あるよねってことなんだと思う。

未羽や五朗ちゃん家の食卓が描かれていたのも印象的。朝は数種類のパン、夕食にはステーキが出てくる芳山家と家族3人ちゃぶ台囲んでカレーライスを食べる朝倉家。それぞれの家庭環境が見え隠れしてなんだかものすごくドキッとしながらもすきだった。

この前テレビで「グロスミシェル」っていうバナナが紹介されてた。若い世代が食べても違いがわからないんだけど、おじいちゃんおばあちゃん世代が食べると懐かしくて涙が出てくるバナナなんだって。その昔、バナナが高価な食材だった頃特別なときに親が食べさせてくれたりした思い出が蘇るらしい。かつて日本に出回っていたグロスミシェルは、病気を持っていて違う品種が出回るようになったんだけど、病気にならなくなったかなんだかで今またグロスミシェルが市場に並んでるらしい。
バナナが安価で手に入るようになって美味しい品種も増えて普段の生活では忘れてたのに、ある時突然戻ってきたグロスミシェル食べたら舌が覚えてて感動する。これ、すごく"時かけて"ない??

何が言いたいかよくわからないけど、人の味覚ってすごい!忘れてても思い出す!
わたしは、食を通じて時間の流れを感じられたことが連ドラで時かけやった良さのひとつだなあと思ってる。深町家の食卓が待ち遠しくて翔平がおめめキラキラさせながらいろんなもの食べる姿が眩しい5週間だった!ごちそうさまでした。写真集のように未来に美味しい気持ちをとどけられたらいいのにね。


最終的に翔平は美味しいごはんたちを知らずに未来に帰っちゃうことにガックリしてたんだけど、スイカ!お母さんが出してくれたスイカだけは7月6日に食べてるの!放課後の理科室は7月7日!
100年後の未来で何かの拍子にスイカが手に入って食べて涙流すケン・ソゴルくんがいたらすぐに知らせてください!

 

 

四銃士が叶えてくれた夢の話

 

NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTTETO 東京ドーム公演に行ってきた!!!!ひゃーーたのしかった!!ツアーはじまって3ヶ月間ネタバレ封じ込めてきた甲斐がありました。

クラシカルな芸術劇場を彷彿とさせるステージセット。開演を知らせるブザー音。真っ赤な緞帳が上がってショーが始まるんだという期待。客席に着いた瞬間から彼らの世界観に導かれる感覚にNEWSのコンサートに来たんだ!とわくわくせずにはいられない。

そして何と言ってもNEWSのコンサートと言えば会場全体の一体感!白いペンライトが揺れ、5万人の阿吽の呼吸で揃う声はこの4年かけて4人が描いてきた景色。全員参加で盛り上げるコンサートはすっかりファンに染み渡って"NEWSのスタイル"とも呼べるようになった。
Happy Birthdayのイントロがかかると共に「かけ声わかってるよね?!」「頼むよ〜!」と言うてごちゃんにほっこりした気持ちになったよ。10周年のときにNEWSからファンにプレゼントしてくれたラブソング「愛言葉」がみんなで歌えて覚えやすい振りがついて、NEWSとファンが愛を交換できる楽曲に成長してたのも感慨深かった。
コンサート全体の印象として攻め感は弱かったけれど、とっつきやすくて小さい工夫がいっぱい盛り込まれていてでもどこか大人っぽくてすごくハッピーな時間だった。

そして何と言っても西本智実さん率いるオーケストラの生演奏!東京ドームならではの演出に歓喜
今まで誰にも言ったことがなかったのだけど、ちょうど4年前、どうやったら4人のNEWSがたくさん活動できるか、たのしいコンサートができるかってすごい本気で考えてた時期があった。なんかノートとかにステージセットとか書いたりして(笑)。その時に、NEWSの音楽性や楽曲との向き合いかた、正統でクラシカルな印象からNEWSはオーケストラ!東京ドームでオーケストラをバックにパフォーマンスをしてほしい!と強く願ってました。ウソみたいなホントの話。QUARTTETOのアルバムを聴いたとき「あ、東京ドームでNEWSがオーケストラと歌う!」って直感で確信した。のに、コンサート当日はふわふわしちゃってそんなことすっかり忘れてたから緞帳が上がってオーケストラが出てきたときに本当にびっくりして嬉しくて泣きそうだった。生オケで味わう四銃士星をめざして最高だったなあ。
という、大変個人的な喜びも味わえるコンサートだったよ。アイドル応援してると良くも悪くも予想外なことバンバン起きてそれがたのしかったりするんだけど、ちっぽけな一人のファンの願いがどこかでリンクして叶うこともあるんだなあ不思議だなあとも思ったりした。この4年間NEWSというグループを体感して一緒に成長してこれて良かったなあ、だいすきだなあと、心から。わたしのささやかな夢を知っていてくれてたわけではないけどなんとなくとってもありがとう。あと、今回もラストスパートトロッコに乗り込んだてごちゃんの「そっち行くぞー!」の言葉にきゅんとさせられた。来年も1/50000の光を灯せたら、光になれたらいいなあ。そして次なるささやかな願いはわたしが1/70000人になることです。
熱いハートは君だけの Shining Road!



おまけ。健人くん勝利くん聡ちゃんが同じ公演観に来てたと知ってちょーーー嬉しかった!聡ちゃんオタク!今回のツアーわたしより観てるからな!(笑)自担とすきなもの一緒っていうのもなかなか面白い。ハルチカ吹奏楽経験してオーケストラ観に行ってクラシックに興味を持った勝利がこのタイミングでカルテット観てくれたのもグッドタイミング!聡ちゃんからNEWSのDVD借りたり、あとテゴマスの青春とか、是非観てください♡健人くんの感想も是非聞きたいなあ。観にきてくれてありがとう!
そんなこんなで、セクゾンちゃんにもこれからやってほしい挑戦していってほしいこといっぱいいっぱいある。もちろん東京ドームでもライブやってほしいよ。そんな未来を夢みてこれからもジャニオタたのしみたいと思います。