花が咲くころ

世界にひとつしかない薔薇の花束をあなたに贈ります

"希望"の意味


ここ最近投稿したSexy Zoneについてのブログ(『Sexy Zoneは希望 - 花が咲くころ』『とりあえず、大トロ5貫ください! - 花が咲くころ』)で、度々「Sexy Zoneは希望だ」と言ってきた。

その"希望"とは何なのか、わたしなりの思いを言葉にしてみようと思う。


なんだかSexy Zoneは、近年の他のグループとは異なった方法や道のりで、グループの結束力や士気を高めている気がする。厳密には同じ道のりを辿っているグループなんてひとつもないのだけれど、それでも。

 


わたしの思う彼らへの"希望"。

まずは、デビューから誰一人欠けずに全員が成人を迎え、10年目へと差しかかること。世間ではそれが当然としてさらりと流されてゆくけれど、わたしは当たりまえじゃない、全然簡単なことじゃないって思う。


そして、聡ちゃんが療養のため活動休止から復帰したこと。あまり前例にないことで、聡ちゃんも、他のメンバーも、スタッフも手探りな部分、いっぱいあったと思うんだよね。だけど、8月21日に放送された勝利くんのラジオを聴いて、「強い」って思った。

「聡くんが約2年前に休止を発表させてもらったときに、聡くんがいちばんこういうことを僕ら4人がしたら松島に対してプラスになるかなっていう、僕らが表で言った言葉がプレッシャーにならないようにというのを4人で決めて、Sexy Zoneのチームで決めて、スタッフさんと決めて、ファンの子にはわかりやすくは、名前とか出したりしてあげれば心配かけないんだろうけど、もどかしさとか、抑えて、聡くんの…にとってプラスになることを最優先させてもらいました」

(2020年8月21日 BAYFM 『VICTORY ROADS』)

わたしが思っているより、ずっとずっと、彼らは強かった。メンバーは、休んでる間もSexy Zoneにはいつでも聡ちゃんがいて5人なのが普通だったと言う。けれどわたしは、聡ちゃんが復帰したこともまた、当たりまえではないと思った。

何万人といる数えきれないほどのファン。その中には、人に言いにくいことや見た目だけではわかりにくいことを抱えていたり、日常に悩んでいたり、そっと何かを心に潜めて普通のふりして日々を生きてる人がいると思うんだよね。少しずつ段階を踏んで復帰していく、体調と向き合いながらできる方法で活動していく。それでいいんだよって、いろんなやりかたがあるよって、今、そしてこれから彼らが体現して伝えていくことは、絶対にたくさんの人に勇気を与えるし、社会を変えていけると思うんだ。既にわたしは勇気をもらっている一人。

 


"僕らはまだ何も残せていない"

『RUN』の2番サビの歌詞で、以前から彼らが度々雑誌のインタビューなどで口にしてきた言葉。

Sexy Zoneは、今までとは違った視点や角度からものごとを受け止めて、世の中に伝え、挑戦して、輪を広げていくのではないかと思う。もしかしたらそれは、これまでにない新しいことで、世に伝わるまで少し時間がかかるのかもしれない。けれど、ちゃんと伝わるときがくると、時代がSexy Zoneに追いつく日がくるってわたしは信じてる。

圧倒的にキラッとしてて、どこまでも一生懸命で、それが普通で、いつも通りで。

 

THE MUSIC DAYで5人の『RUN』を披露したとき、冒頭で健人くんが前に差し出した拳が聡ちゃんへと受け継がれた。ああ、やっぱりこの拳は聡ちゃんに向けたものだったんだって思った。そのあと曲の最後、再び健人くんは強く握った拳をまっすぐ前に伸ばす。そして楽曲終了後、「We are Sexy Zone!」って叫んだ。最後の拳は、テレビの前のわたしたちに向けられたもの、そんな気がした。


固く握った拳は仲間同士で突き合わせて。

立ちはだかる目の前の壁には掌をかざす。

そんな彼らを、わたしは"希望"と呼びたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

Sexy Zone結成9周年おめでとうございます!いつもありがとう。だいすき。


61本目

アマダ+

 

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赤の薔薇の花言葉は「愛情」

 

君と、SNSの知らない感動を


あなたは、ネタバレをいっさい見ずにコンサートを体感したことがあるか。

コンサートに限らず、舞台、イベント、映画、その他エンターテイメントにおいて、今のご時世でそれを貫くのって結構難しい。


TwitterInstagram、 LINE、FacebookYouTube、その他各種ブログなど。現在、わたしたちの周りにはさまざまななSNSが溢れていて、いろんな情報が飛び交っている。便利な世の中だ。

ガラケー時代も前略プロフとかリアルとか(わかる世代にはわかるはず)をはじめ、ミクシィやモバゲーやブログ、そういったネット上でのコミュニケーションツールはあった。

しかし、スマートフォンが普及し、こういったSNSアプリをみんなが使用しはじめたとき、なんか上手く言えないけど、確実に新しいことであったし何かが"変わった"よね。わたしの記憶の感覚だと2011〜12年頃だったと思う。とにかく今までより情報が速く手に入り、リツイートやいいねで他者と共有できることが新鮮で、持ってる情報は言いたかったし、知らない情報はいち早く入手したくてたまらなかった。

 

 

「コンサートのネタバレをネット上に流さないでほしい」

「それが一瞬で広まるのは悲しい」

「僕たちはものすごい時間をかけてセットリストや演出を考えている」


この頃、こういった言葉をことあるごとにくり返し言っていた青年がいた。当時のてごちゃんだ。一度や二度ではない。とにかく、数年単位でこのようなことをファンに訴えかけつづけていた。

それがファン全体に広まりはじめたのが、NEWSが4人で本格的に活動をはじめて少し経ってからだった気がする。2015年頃にはだいぶ普及してたかな。自分たちの意見を取り入れて、より世界観を固めた作品をつくるようになり、NEWSのメンバーみんながファンに対して純粋にそれぞれの初日を観てほしいと思っていたのは確かだと思う。


わたしは、ネタバレを否定するつもりは全くない。SNS上での情報共有やトレンド入りなどで話題になることが吉と出ることはたくさんある。

しかし、NEWSのファンは数年の時を経て、SNS上にコンサートの公演内容を極力漏らさないことを選んだ。

公演内容について話したい人たちは専用のSNS非公開アカウントをつくり、友達同士でもまだ観ていない子には暗黙の了解で内容は言わない。きっとファンでなければコンサートツアーがいつ開催されているかなんてわからなかっただろう。


なぜだったのだろう。

"ファンはすきなアイドルの言うことを聞く。"だなんて、そんな安易な理由ではなかったと思う。

何万人もの人がそれを選んだ理由なんて、想像でしかわからないけれど、確実に言えるのは、みんながあの世界観を体感したからだ。彼らのパフォーマンスから、多くの時間をかけて考え、練り込んで、何かを伝えたいと訴えかけていることは誰もがわかったはずだ。みんながNEWSのつくるコンサートを信頼していた。はじめてで知識がなくても本当の意味で"みんな"がたのしめる空間を、作品を、彼らは目指していた。

わたしたちは、あの瞬間に確かに目にした光景を"真実"だと疑わなかった。本当だからこそ、今この目で見たものを大切にしたいと思ったからこそ、一人一人が心で噛みしめて、言わなかったんだ。


いつも、最終公演終了後、それを祝うかのようにクラッカーが弾けるみたいに、花びらが舞うように、さまざまな人たちの感想が、キラキラとSNS上に飛び出してゆく。あの感じが何度でもすきだなと思う。

 

 

今の時代において、それぞれが純粋な気持ちでコンサートをたのしむ。それを当たりまえにしたNEWSはすごい。多様なネットワークが行き交うこの時代で、それができたのって世界規模で見てもNEWSくらいだったんじゃないかなあ、なんて勝手に思ってる。どうだろ?わたし世間知らずだから、他の団体のことあまりわからないのだけど。このSNS時代にNEWSとファンの結束力超すげーじゃんってめちゃくちゃに思ってる。


誰かが残していってくれたもの。これから新たに生まれるもの。どちらも穏やかに、心地よく、溶け合ってゆけたなら。


あの空間がわたしはすきだ。

世界が変わろうとも。

技術が発達していこうとも。

コンサートの在り方が変わろうとも。

どんな情報にも打ち勝てる、熱狂と感動、あの場所にいる人だけが知っている本物の空気を味わうことを、わたしはずっと諦めない。

 

 

 

 

 

 

 

 

NEWS結成日おめでとうございます。また東京ドームで会いましょう!


60本目

オール4ピュア+

 

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白の薔薇の花言葉は「純潔」

 

とりあえず、大トロ5貫ください!


この1年9ヶ月間、ずっとずっと聡ちゃんのこと、頭わしゃわしゃして、ぎゅーーって抱きしめたかった。

"アイドル"という存在にこんなにも、直接触れて言葉を交わせたらどんなにいいかと思ったのは、これがはじめてだった。


療養期間中のことはわからないし簡単に計り知れるものではないから、言葉にできることは少ないけれど、今は素直にうれしい。ほんとに超超超うれしかった。あなたの姿を見れてほっとしたよ。

 

 

純粋に今の聡ちゃんと、これからも走りつづけるSexy Zoneを応援したい。

わたしが今思ってることはこれに尽きる。


今までいた場所を離れて過ごした月日。自分自身が変わったこと、変わってないこと。周りが変わったこと、変わってないこと。きっとどちらもある。ゆっくり段階を踏んで復帰していくと知って、とっても安心した。それでも、活動を再開することで多かれ少なかれ、きっとみんなに追いつかなきゃ、元に戻らなきゃって焦る気持ちがあるかもしれないと思うんだよね。

わたしは、聡ちゃんに"元に戻る"のではなく、"今のあなた"でいてほしい。聡ちゃんが今の聡ちゃんでいることがいちばん大切よ。

だって、あなたもずっと前に進みつづけていたんだから。立っていた場所は違ったかもしれないけれど、1年9ヶ月間それぞれに歩んだ時間があるのだから、その時間を過ごしてきた今の聡ちゃんをわたしは応援したいと思うんだ。


特別な今日よりも、何でもない淡々とした毎日のほうがずっと長い。毎日毎日、陽は沈み、夜は明けてゆく。そんな何でもない日々をどうかあなたのままで過ごせますように。

 

 

FC動画を見て、わたしは改めて、5人でいるSexy Zoneが最高で最強で本当にだいすきなんだなって実感した。聡ちゃんは緊張してたけど、他のメンバーがいつも通りでいてくれて、5人でいるときのやりとりや雰囲気は全然変わってなくて、あんなふうに、わちゃわちゃっと戻ってこれたことが、なんかめちゃくちゃしあわせで泣けた。そして、わたしは聡ちゃんのことをみてるメンバー4人の表情がすきだったこと、思い出したよ。

やっぱり、今のわたしにとって、Sexy Zoneは希望だ。

地球規模で見たらほとんどの人類が気にしていないことかもしれないけれど、こんなにも喜びを分かち合える彼らとわたしたちは、なんだか世界を動かせる気がしちゃうね。

 

聡ちゃん、

あなたが思ってるほど周りはあなたのこと何とも思ってないし、あなたが思ってるよりわたしたちはあなたを大切に思ってる。


聡ちゃん、おかえりなさい。

そして、いっぱいいっぱいありがとうとだいすき。

 

まずは、美味しいお寿司、5人で食べにいこっか。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の『RUN』は何だか、また新しいうたに聴こえました。


55本目

モハナ

 

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黄色の薔薇の花言葉は「友情・平和」

 

今日を照らすうた


Sexy Zoneのニューシングル『RUN』をはじめて聴いたとき、胸がぎゅって苦しくなった。だけど、とてもいい曲だと思った。

ついに、彼らも現実を強く訴えかけるうたを歌うようになったのだなあと思った。同時に、現実的な重みのある言葉たちを、彼らが歌うことによって痛いくらい心に刺さるようになったのだと知った。

彼らはこの曲を応援歌だと言うけれど、これまで歌ってきたまっすぐで明るく元気な応援ソングと違うのは明らかだ。Sexy Zoneは確実に動いている。


メッセージ性の強い歌詞。英語の部分はほんのわずかで、ほとんどが日本語で誰かに深く語りかけるような言葉たち。

一体、誰に向けたうたなのだろう。彼らは、誰に向けて歌っているのだろう。歌詞に出てくる"僕ら"と"君"は誰なのだろう。


主題歌のドラマのシナリオに沿ったもの。

何かを一生懸命に打ち込む誰か。

今立ち止まってしまいそうな誰か。

たまたま聴いてくれた誰か。


それとも?

ファン。

自分たち。

多分いろいろ。どれも正解。わたしは、この曲を通して聡ちゃんの存在を感じずにはいられなかった。

"確かなものなんてないけど"

"ここでやめんな やめんなよ"

"半分に分けて感じ合おう"

"分からないままの僕ら"

"痛みに気づかないふりをするな"

Sexy Zoneのみんなは、どんなことを考えて歌っているのかなあ。

 


予想していない、はじめてのこと、わからないことだらけ。この数ヶ月間でわたしたちの生活、いや、世界は大きく変わってしまった。日常の歯車が狂い、大変なこと、つらいこと、今まで通りにはもういかないと思うこと、多かれ少なかれみんなみんなあると思う。今の現状からこの曲にパワーをもらう人はきっとたくさんいると思う。


でも、この曲、世界がこうなる前につくられて決まっていたんだよね?まるで自分たちに向けたような、自分たちの仲間に届けるようなうた。わたしにはそう聴こえてしまうんだけど、彼らが表向きに発するのは「ドラマにぴったり」「応援歌」「疾走感」「今の世の中に向けて」…。頑なに、「自分たち」を絡めたことは言わない。それにちょっともやもやとしてたけど、発売日に送られてきたメールを見て、純粋に「みんなと一緒に走っていきたい曲」なんだなってわかったよ。構え過ぎずに聴くね。

それでもさー、彼らは歌うんだ。普段はすんとして、それぞれ違うこと言うのに。あんなに熱くなって、一人一人考えてることバラバラかもしれないけれど。他人がつくった曲かもしれないけれど。共感できなかったり本当は違うこともあるかもしれないけれど。あのうたを魂込めて歌うんだ。『RUN』を歌ってるときの彼ら、わたし、だいすきだよ。


"このまま夜が明けて行くまで 太陽はきっと きっと この闇を 照らすはずさ"

Sexy Zoneが今まで走りつづけてきた、そして今も走りつづけてるからこそ、説得力が増す。聴くたびに心の奥底をぎゅんと掴まれる。だからこのうたは、こんなにもずっしりと心に響くんだね。

いつか、このうたを大きなコンサート会場で客席いっぱいにして披露しようね。ずっと道しるべとなって光となっていてくれた彼らを、今度はわたしたちが揺るがない光となって照らしつづけたい。


Sexy Zoneは、今、というかずーっと、一人一人みんながんばってる。それぞれできることを一生懸命がんばってると思うんだ。わたしにとってみんなは、光輝くアイドルだけど、それ以上にとっても人間らしい。

みんなが明日に向かって走りつづけるなら、わたしはみんなの今日を照らしつづける。

 

 

 

 

 

 

 

 

この度、ツイッターアカウントを作成しました。なんでだろ?(笑)基本的にブログ投稿のツイート用にしようかなと思ってます。

アカウント名 @hyapponnobara です。

ツイッターアカウントがわからなくなってしまった方が多数いらっしゃるので、もしご興味あればのぞいていただけたらうれしいです。よろしくお願いします(^^)

 


52本目

アーリエス

 

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ピンクの薔薇の花言葉は「感謝・あたたかい心」

 

今こそ聴きたい『2020 Come on to Tokyo』


Sexy Zone POP×STEP!? TOUR 2020』のパンフレットを読んだ。それに掲載されている座談会で、このライブツアーで披露する予定の、ある一曲について重点的に話していた。曲名こそ伏せているけどほぼほぼ答えのような会話をしていて、「あ、『2020 Come on to Tokyo』のことだ!」って思った。


『2020 Come on to Tokyo』は2014年5月14日発売のシングル『King&Queen&Joker』のカップリング曲だ。なぜ、この時期にこんなタイトルの曲?と思うかもしれないが、2013年9月8日に東京オリンピックの開催が決定したことにより、この頃ちょうどみんなが2020年という未来へ向けて胸を高鳴らせ第一歩を踏み出したタイミングだったのだ。


この曲は、まるで物語の語りはじめのような勝利くんのやさしい歌声からはじまる。やがてテンポが上がり華やかでリズミカルな曲調に。英単語と日本語が混ざりあった歌詞とか、かけ合いのフレーズがあったりとか、サビのようなメロディーが二つあるところとか、盛りだくさんにあれこれ詰め込まれた、めっっっちゃジャニーズだね!!みたいな楽曲だ。

わたし自身、この曲がリリースされた当時はよく聴いていたし、それからも何だか力が湧いてくるような気がしてたまに思い出しては聴いていた。ジャニーさんがいかに東京オリンピックを心待ちにし、期待を馳せていたかが伝わってきたし、Sexy Zoneにその想いを託そうとしてくれてるのかなあ、なんて思うとちょっとうれしかったから。

しかし、まさに2020年の東京を盛大に祝うかのようなこの歌は、CD音源以外で聴く機会はなかった。ああ、きっとこれを披露するのは2020年なんだろうなって心のどこかでずっとわくわくしてた。


だから、6年の時を経てこの楽曲を思い出して引っ張り出して、彼らも披露するのをたのしみに準備をしてくれてるのかもって思ったときはすっごくすっごくうれしかった。仮にも曲名は伏せられてるから、わたしの勝手な予想にすぎないのだけどね。座談会では面白おかしくこの曲について話しているからつい吹き出すように笑ってしまった。だけどわたし、いつのまにか、笑ってるのに泣いてた。

だって、絶対に素敵だもん。具体的なパフォーマンスはわからないし全く想像できないけど、鮮やかでハッピーでずっと忘れられない宝物みたいなステージが、そこに見えたような気がしたんだ。


アイドルを応援するのは、たのしいことばかりじゃない。悲しくなったりつらくなったりして涙するときもあるし、これまでの歩みを思い返して感極まって涙するときもある。だけど、コンサートでのパフォーマンスを純粋にたのしんで心に響いて涙がこぼれるときが、いちばんしあわせで、それは何度だって味わいたいって思う。たのしすぎて泣きたい。


もうしばらくコンサートをするには時間がかかりそうだけど、またね、2021年でも2022年でももっと先になったとしても、披露してほしいよね。

きっとこの曲を直接体感できるのを待っている人はいっぱいいる気がする。だから今は、6年前の少し若い彼らの歌声を聴きながら、ウォーミングアップしておきたい。


"We can do 夢はきっと ほんとうにできる"

ここの歌詞、ジャニーズっぽくてだいすき。

今こそ聴きたいSexy Zoneの、いや、ジャニーズの隠れ名曲『2020 Come on to Tokyo』。

 

 

 

 

 

 

 

 

51本目

アバランチェブルー

 

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青の薔薇の花言葉は「不可能・奇跡」

 

はじまりのストーリー


わたしがNEWSと出会った最初のお話。

2008年6月、当時高校生だったわたしは、体調を崩して3ヶ月間の入院をした。この間、一生懸命に打ち込んでいた部活ができなかったことが何よりもつらかった。ひとり置いて行かれているような気がして毎日不安だった。そんな長い入院生活を支えてくれた歌がある。NEWSの『SUMMER TIME』だ。中学生になったばかりの妹が教えてくれた曲。とてもいい歌だと思った。

"夏のまえにキミに逢えたから 最高の波がきているのさ"

携帯もテレビも自由に見れなかった入院中、こっそり病棟を抜け出して病院内の公園でこの歌をうたっていた。

アイドルなんてチャラチャラしてヘラヘラして見えて、全然すきじゃなかった。そんなふうに思っていたアイドルにわたしは元気づけられた。自分の心にぽっかりとあいた空間を満たしてくれた。あれから12年経った今も、『SUMMER TIME』と過ごしたあの夏を鮮明に憶えている。

 

 

わたしが、アイドルを応援することで知ったのは現実だった。

悪いことをすれば罰を受け、時間の流れとともに去っていく者もいる。病気や怪我もする。その度に、なぜか胸をえぐられるように苦しくなってしまう。この感覚に慣れることはない。どんなときもただただ、さみしい。

正直、知らなければよかった、すきにならなければよかったなあって思うときがある。アイドルなんて応援しないでも全然生きていけるのに、どうしてすきになっちゃったんだろう。夢みたいな奇跡みたいなことは起こらないって重々わかってるはずなのに、どうしてファンをつづけてるんだろう。

あるときから無性にすきになって、人目をはばからず無我夢中で追いかけていた日々はほんの一瞬で、ずっとあの催眠にかかったような状態でいたかった。

でもね、わたしは彼らを応援することで厳しい現実を知り、同じ一人の人間だと受けとめることでこれまで応援し、今日も生きてこれたんだとも思うんだ。だから、全部ちゃんとわかってるつもりだよ。


だけど今は、朝、目が覚めたら全部の記憶がなくなってないかなあって思っちゃう。たのしかった記憶を代償にして、全部消しちゃいたい。出会えてよかったけど、出会ってなかったら何の感情も持たずにすんだのに。今はそう思う。

はじまりがあって、おわりがあって、いつしか解けて馴染んでゆく。そうやって世界はつづいてく。

 

 

"他人(ひと)に 言えないこと 言わないこと 胸にあるだろう"

『NEW STORY』のこの歌詞を最初に聴いたとき、NEWSがすきで本当によかったなって思った。

 

人は出会い、別れてく

過ぎ去っていつかまた出会う

そんな運命の悪戯に

傷つくこともあるけど

(NEW STORY/NEWS)

ここのパート、誰が歌ってるか知ってます?

この歌は、少し先の彼らを知っていたんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

50本目

ラプソディ+

 

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薔薇50本の花言葉は「永遠」

 

手紙を書く


昨年の5月から、聡ちゃんに毎月一通ずつ、手紙を書きはじめて一年が経った。


ファンレター。これまで、書いたことはあるけれど気まぐれにポツポツと送る程度だった。聡ちゃんがおやすみをしはじめてから、わたしなりにあれこれ考えた。考えて考えて、自分が応援していることや、だいすきな気持ちを明確なカタチで伝えるにはこれしかない!と思って書きはじめた。


ファンレター、と言っても一通一通はたわいもないことを簡潔に、短いけれど心をこめて書いている。長々と熱い思いを書き記さないのは、今のわたしなりのこだわりだ。もちろん本人に届いていたらうれしいし、そういうつもりで書いている。けれど、わたしがポストに投函したものがファミリークラブに無事に届いてくれたら、届いた聡ちゃん宛の手紙を一通多く数えてもらえたら、それで充分。そんなふうにも思ってる。


手紙を書きはじめて、毎月のたのしみが増えた。今月はどんなことを書こうかと考えて、お気に入りの100枚便箋を眺めてはどれにしようかと迷って、今度発売されるあの切手を買いに行こうとはりきって。何より、筆を取り文章を綴る時間は、わたし自身をとても豊かにしてくれた。

もしもこの季節が訪れていなかったら、そのままずっと知らなかった感情だと思う。


手紙を書いて送ること。なんとなく想像できて、やろうと思ったらいつでもできると思っていたことは、実際にやってみることでたくさんの気づきと喜びを教えてくれた。SNSを通して著名人ともなんとなく意思疎通を図れる時代だけど、手紙も悪くない。


そしてもう一つ。毎月手紙を送るようになってわかった大切なこと。

手紙を送ることしかできなくてさみしいんじゃない。本当にさみしいのは、だいすきな人に手紙を送れなくなることなのだと思った。


わたしはこれから先、聡ちゃんに手紙を送れる環境がある限り、休んでても活動してても手紙を書きつづけたい。もちろん、節度を守って、誠実に、愛をこめてね。

 

 

〒150-8550

ジャニーズファミリークラブ内

Sexy Zone 松島聡さま


短い宛先。郵便番号はとっくに覚えてしまった。しかし、宛名を書くのはいつも緊張する。「島」のバランスがわたしには難しくて、いつも次はもうちょっと上手く書けるようにと思うのだ。

 

聡ちゃん、暑い日がつづきますが夏バテしてませんか?


来月も再来月もその次も、そして今日も変わらずわたしはあなたに手紙を書く。

 

 

 

 

 

 

 

 

44本目

グリーンフィールド

 

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薔薇44本の花言葉は「変わらぬ愛を信じます」