花が咲くころ

世界にひとつしかない薔薇の花束をあなたに贈ります

今日を照らすうた


Sexy Zoneのニューシングル『RUN』をはじめて聴いたとき、胸がぎゅって苦しくなった。だけど、とてもいい曲だと思った。

ついに、彼らも現実を強く訴えかけるうたを歌うようになったのだなあと思った。同時に、現実的な重みのある言葉たちを、彼らが歌うことによって痛いくらい心に刺さるようになったのだと知った。

彼らはこの曲を応援歌だと言うけれど、これまで歌ってきたまっすぐで明るく元気な応援ソングと違うのは明らかだ。Sexy Zoneは確実に動いている。


メッセージ性の強い歌詞。英語の部分はほんのわずかで、ほとんどが日本語で誰かに深く語りかけるような言葉たち。

一体、誰に向けたうたなのだろう。彼らは、誰に向けて歌っているのだろう。歌詞に出てくる"僕ら"と"君"は誰なのだろう。


主題歌のドラマのシナリオに沿ったもの。

何かを一生懸命に打ち込む誰か。

今立ち止まってしまいそうな誰か。

たまたま聴いてくれた誰か。


それとも?

ファン。

自分たち。

多分いろいろ。どれも正解。わたしは、この曲を通して聡ちゃんの存在を感じずにはいられなかった。

"確かなものなんてないけど"

"ここでやめんな やめんなよ"

"半分に分けて感じ合おう"

"分からないままの僕ら"

"痛みに気づかないふりをするな"

Sexy Zoneのみんなは、どんなことを考えて歌っているのかなあ。

 


予想していない、はじめてのこと、わからないことだらけ。この数ヶ月間でわたしたちの生活、いや、世界は大きく変わってしまった。日常の歯車が狂い、大変なこと、つらいこと、今まで通りにはもういかないと思うこと、多かれ少なかれみんなみんなあると思う。今の現状からこの曲にパワーをもらう人はきっとたくさんいると思う。


でも、この曲、世界がこうなる前につくられて決まっていたんだよね?まるで自分たちに向けたような、自分たちの仲間に届けるようなうた。わたしにはそう聴こえてしまうんだけど、彼らが表向きに発するのは「ドラマにぴったり」「応援歌」「疾走感」「今の世の中に向けて」…。頑なに、「自分たち」を絡めたことは言わない。それにちょっともやもやとしてたけど、発売日に送られてきたメールを見て、純粋に「みんなと一緒に走っていきたい曲」なんだなってわかったよ。構え過ぎずに聴くね。

それでもさー、彼らは歌うんだ。普段はすんとして、それぞれ違うこと言うのに。あんなに熱くなって、一人一人考えてることバラバラかもしれないけれど。他人がつくった曲かもしれないけれど。共感できなかったり本当は違うこともあるかもしれないけれど。あのうたを魂込めて歌うんだ。『RUN』を歌ってるときの彼ら、わたし、だいすきだよ。


"このまま夜が明けて行くまで 太陽はきっと きっと この闇を 照らすはずさ"

Sexy Zoneが今まで走りつづけてきた、そして今も走りつづけてるからこそ、説得力が増す。聴くたびに心の奥底をぎゅんと掴まれる。だからこのうたは、こんなにもずっしりと心に響くんだね。

いつか、このうたを大きなコンサート会場で客席いっぱいにして披露しようね。ずっと道しるべとなって光となっていてくれた彼らを、今度はわたしたちが揺るがない光となって照らしつづけたい。


Sexy Zoneは、今、というかずーっと、一人一人みんながんばってる。それぞれできることを一生懸命がんばってると思うんだ。わたしにとってみんなは、光輝くアイドルだけど、それ以上にとっても人間らしい。

みんなが明日に向かって走りつづけるなら、わたしはみんなの今日を照らしつづける。

 

 

 

 

 

 

 

 

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アカウント名 @hyapponnobara です。

ツイッターアカウントがわからなくなってしまった方が多数いらっしゃるので、もしご興味あればのぞいていただけたらうれしいです。よろしくお願いします(^^)

 


52本目

アーリエス

 

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ピンクの薔薇の花言葉は「感謝・あたたかい心」