花が咲くころ

世界にひとつしかない薔薇の花束をあなたに贈ります

絆の色


年明け早々、東京ドームに『NEWS DOME TOUR 2018 2019 EPCOTIA ENCORE』を見にいって、それからすぐ発売された『NEWS ARENA TOUR 2018 EPCOTIA』のブルーレイを見た。

同じEPCOTIAだけど違うEPCOTIA。
知らない人からしたら謎の横文字にもほどがある。


ブルーレイで見るノーマルEPCOTIA。
イノセンスでJr.たちが地球に帰るための荷物を運んで、その荷物の上に4人が座って歌う演出が心に残ってて、映像で見てもやっぱりすきだった。

人が動くって感動する。
ぞろぞろ出てきてガムシャラに踊ってるちびっこJr.もかわいいけど、いろんな意図を理解して意味を持った動きをするオトナJr.はかっこいい。
新しい映像技術とか舞台装置もすごいけど、人が自らものを動かしている姿に心を引っ張られる。

 

年越しと年明けに行われたドームツアーではアリーナツアーとは別に、グッズが新たにつくられた。
ペンライトも色が違う。強気だなあ、買うかあ、そんな気持ち。

ペンライトの色はざっくり言えば黄色だけどはっきり黄色とも言いがたい。ゴールド?からし色?山吹色?なんだこの色は。スイッチを入れてそんなことを考える。


ライブの終盤、会場の真ん中にあるメインステージで4人が向かいあい息を合わせるのがわかった。
「あ、「生きろ」だ!」
そう感じとった瞬間、はじまるイントロ。夏からずっと耳にして、すっかりと聴き馴染んだメロディー。

サビに突入したとき、わたしたちが灯すペンライトの光が、「生きろ」のミュージックビデオで彼らの手を縛り、放っていた絆の光とリンクした。
そう、これは、絆の色だったんだ。

「絆」「仲間」みたいな言葉は全然得意ではないけれど、4人のいるステージを中心に360°ぐるりと囲み下から上に広がる無数の光は圧巻で、その色であるとしか思えなかった。


終演後すぐ、隣で見ていた母親にこの話をしたら「そんな難しいこと考えて見てるのあんただけだよ」って笑われた。

そうだよな、そうなんだと思う。

だけど、みんながしょうがねえなあって新しく買ったペンライトを、何らかの意思を持って振っていたから、そう感じたんだ。

人が動くって感動する。

たとえば、5万人いる会場で、わたしとあともう一人くらい“そんな難しいこと”を考えていたらそれで十分だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

お花屋さんに置いてある花の雰囲気が変わりました。
季節は動きつづけてる。
春はもうそこにいますね。

6本目
スペード+

 

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薔薇6本の花言葉は「お互いに尊敬し愛しあう」