花が咲くころ

世界にひとつしかない薔薇の花束をあなたに贈ります

手紙を書く


昨年の5月から、聡ちゃんに毎月一通ずつ、手紙を書きはじめて一年が経った。


ファンレター。これまで、書いたことはあるけれど気まぐれにポツポツと送る程度だった。聡ちゃんがおやすみをしはじめてから、わたしなりにあれこれ考えた。考えて考えて、自分が応援していることや、だいすきな気持ちを明確なカタチで伝えるにはこれしかない!と思って書きはじめた。


ファンレター、と言っても一通一通はたわいもないことを簡潔に、短いけれど心をこめて書いている。長々と熱い思いを書き記さないのは、今のわたしなりのこだわりだ。もちろん本人に届いていたらうれしいし、そういうつもりで書いている。けれど、わたしがポストに投函したものがファミリークラブに無事に届いてくれたら、届いた聡ちゃん宛の手紙を一通多く数えてもらえたら、それで充分。そんなふうにも思ってる。


手紙を書きはじめて、毎月のたのしみが増えた。今月はどんなことを書こうかと考えて、お気に入りの100枚便箋を眺めてはどれにしようかと迷って、今度発売されるあの切手を買いに行こうとはりきって。何より、筆を取り文章を綴る時間は、わたし自身をとても豊かにしてくれた。

もしもこの季節が訪れていなかったら、そのままずっと知らなかった感情だと思う。


手紙を書いて送ること。なんとなく想像できて、やろうと思ったらいつでもできると思っていたことは、実際にやってみることでたくさんの気づきと喜びを教えてくれた。SNSを通して著名人ともなんとなく意思疎通を図れる時代だけど、手紙も悪くない。


そしてもう一つ。毎月手紙を送るようになってわかった大切なこと。

手紙を送ることしかできなくてさみしいんじゃない。本当にさみしいのは、だいすきな人に手紙を送れなくなることなのだと思った。


わたしはこれから先、聡ちゃんに手紙を送れる環境がある限り、休んでても活動してても手紙を書きつづけたい。もちろん、節度を守って、誠実に、愛をこめてね。

 

 

〒150-8550

ジャニーズファミリークラブ内

Sexy Zone 松島聡さま


短い宛先。郵便番号はとっくに覚えてしまった。しかし、宛名を書くのはいつも緊張する。「島」のバランスがわたしには難しくて、いつも次はもうちょっと上手く書けるようにと思うのだ。

 

聡ちゃん、暑い日がつづきますが夏バテしてませんか?


来月も再来月もその次も、そして今日も変わらずわたしはあなたに手紙を書く。

 

 

 

 

 

 

 

 

44本目

グリーンフィールド

 

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薔薇44本の花言葉は「変わらぬ愛を信じます」